日立市の瀬尾⻭科医院です。

こんにちは。今年は6月21日が父の日。
母の日と比べるとちょっぴり存在感が薄いような気もしますが、いつもは照れくさくてなかなか伝えられない感謝の気持ちを伝える良い機会でもありますね。
近年は毎日歯をみがくことが習慣になっている人がほとんどですが、歯科検診の受診率はほとんどの世代で女性より男性の方が低いという結果が出ています。
また、他の先進国と比べると圧倒的に歯科検診を受ける率が低い=口への関心が低いという日本独特の文化(?)があります。

(厚生労働省 令和6年 歯科疾患実態調査結果の概要 62-17b_r06.pdf)
また、同じ調査では、「歯ブラシでのブラッシング以外のケア(歯間や舌の清掃)」を行っている割合も、男性の方が低いという結果でした。
検診やケアへの意識を日頃から高めておくことは、歯を失う原因の1位・2位である歯周病やむし歯などのお口の中のトラブルを未然に防ぐことにつながります。
残っている歯が少ないほど、歳を重ねてからの認知症や転倒のリスクは高くなります。
また、恐ろしいことに歯周病は以下のように多くの病気に関連しています。

数年前から看護師や介護に携わる患者さんにお願いをして、ふだんお世話をしている方々の口の状態を気にして見ていただいたところ、ほぼ全員が口腔内の状態が良くなかったという回答をいただきました。
また、年齢を重ねていくと体や脳の機能が低下していきます(フレイル)が、その前に口腔の機能低下(オーラルフレイル)が起こり始めることが多いようです。

※T.Tanaka et al., J Gerontol A Biol Sci Med Sci, 2017
「自分の歯で美味しいものを食べて元気に長生き」してもらいたいですよね。
もしお父さんがお口の健康に関心が薄いようでしたら、ぜひ大切さをお伝えしてみてください。