2024年 2月 の投稿一覧

お子様のお口の健康を守りましょう!

日立の歯医者、瀬尾歯科医院のブログページです。

こんにちは。3月3日はひなまつり。ひなまつりに飾る桃は魔除けや長生きの象徴の意味合いがあると言われています。

このことから女の子の健やかな成長を祈るひなまつりに飾られるようになったのかもしれませんね。

子供の頃からの習慣は大人になっても続くことが多いものです。口腔ケアや食習慣に関しても幼い頃からしっかり習慣づけてあげましょう

●幼い頃から色々な味・食感の経験をさせる

味覚の成長は3~4歳頃までが著しいと言われます。濃い味を避け、さまざまな食材に触れさせてあげましょう。

ジャンクフードや甘いお菓子などは癖になりやすいので、たまのお楽しみ程度に抑えておきましょう。

●ダラダラ食べは厳禁
ダラダラ食べはむし歯になりやすいので、時間を決めて食べる習慣をつけましょう

●食事はよく噛んで食べる

調理の基本は細かく切りすぎない、柔らかくしすぎないです。乳歯のうちからよく噛んで食べると、永久歯の交換に向けて歯並びが成長し永久歯がきれいに生え揃います

また唾液がよく出るので。唾液の効果で消化が良くなり、むし歯予防にもつながります。時間をかけて食べることは肥満・生活習慣病予防にもなります。


●食べたら歯磨き!

幼い頃から歯磨きの習慣ができていると「歯磨きをして寝ないと気持ち悪い」「口の中に食べ物の味がずっと残っているのが嫌だ」という感覚になります。小学校低学年頃までは仕上げ磨きをしてあげてください。

●定期検診を受けましょう
まずは何も問題が無いうちに歯医者デビューをしましょう。その後は定期検診を受けることにより、むし歯などの異常が早期発見できます。フッ素塗布やクリーニングを定期的に受け、むし歯予防に努めましょう。

 

お口の健康は身体全体の健康につながります。

健康なお口を保ち、自分の歯で美味しいものを食べ、健康に過ごせるように、お子様に良い習慣をプレゼントしてあげてくださいね。

 

オーバーブラッシング

日立の歯医者、瀬尾歯科医院のブログページです。

こんにちは。毎日寒い日が続きますね。インフルエンザに新型コロナ、それにノロウィルスとトリプルで流行っています。手洗いうがいなどしっかりして予防に努めていきましょう!

みなさんは、歯を磨く時の力加減を意識していますか?ご家族と一緒に暮らしていらっしゃる方で、家族よりも自分の歯ブラシの毛先が開くのが早い…という方はいませんか?それは「オーバーブラッシング」かもしれません。

オーバーブラッシングとは、「歯磨きの時に力を入れ過ぎていたり、長い時間磨き過ぎていたりして歯や歯茎が傷ついてしまうこと」です。

歯磨きは歯についた食物やプラークを落とすだけではありません。むし歯や歯周病の原因となる「細菌」を落とすことも重要な目的です。

細菌は歯と歯茎の間にある歯周ポケットにたくさん潜んでいます。歯磨きでそのポケットの中の汚れをかき出すことが重要です。

歯ブラシの毛先がすぐ開いてしまうほど力を入れて磨いているということは、歯と歯の間や歯周ポケットの中に毛先が入らず、歯の表面だけしか磨けていないということになります。

また、歯茎は柔らかい組織なので、歯ブラシのナイロンでゴシゴシすると傷つき、歯茎が下がっていってしまいます。歯茎が下がると、歯茎に守られていたむし歯になりやすい歯の「セメント質」が露出してしまい、かえってむし歯になりやすくなります。

下がってしまった歯茎は元に戻ることはありません。さらに、硬い組織である歯も徐々に傷ついていき、知覚過敏を起こしてしまいます。

オーバーブラッシングを防ぐにはまず、ペンを持つように歯ブラシを持ち、小刻みに軽く左右に動かすようにしてみましょう。

歯の表面だけ磨くのではなく、歯と歯茎の境目も優しくしっかり磨いて上げてくださいね。手の甲を歯ブラシで磨いてみて、痛いようであれば力の入れ過ぎです。

それと、基本的に磨く場所は口の中すべてです。歯肉や舌の表面にも細菌がたくさん付着しているので軽くなぞっていただくと良いです。ちなみに僕のおすすめ歯ブラシは「2段植毛」といって、普通の毛と先細の毛の両方が混ざっているものです。舌は舌ブラシを使用していただくと効率よく汚れが落とせます。

歯磨きのやり方は歯科衛生士から詳しくお伝えできますので、気になることがありましたら、お気軽に歯科にご相談くださいね。